【目覚めの旅へ──魂だけがFLY AWAYする朝】

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潮の香りが、かすかに鼻をかすめる。
遠くで波がゆっくりと砕ける音がする。
夜の名残を引きずったまま、まだ眠る街を歩いていた。

足元には、前日の雨を吸い込んだアスファルト。
ネオンの灯りが、ところどころ水たまりに滲んでいる。
それはまるで、見えない宇宙に浮かぶ、ちいさな星座みたいだった。

今日も何もしない。
朝まで、誰にも急かされず、誰にも証明しないまま、ただ静かにパーティーを続ける。
俺は今、自分のことだけを考えている。
でもそれが、今までにないくらい、心地いい。

誰かに勝つためでもない。
誰かに認められるためでもない。
ただ、心のままに生きたいだけだ。

かつて、焦って走り続けた道がある。
誰かの期待に応えようと、無理に笑った日々もある。
でも今はもう、違う。

潮風に吹かれながら、夜明け前の空を見上げた。
まだ星が、ほんの少しだけ残っている。

この世界のどこかに、
誰にも邪魔されずに、
誰にも気づかれずに、
夢みたいなデートをする場所があるのだとしたら──
俺は、そんな場所に行きたい。

space travel。
行き先は決まっていない。
手に何も持たず、ただ魂だけを連れていく。

海を越え、街を抜け、
誰にも見えないルートで、
もっと自由な場所へ。

体なんか、もう置いていけばいい。
魂だけが、FLY AWAYしていく。
この静けさも、孤独も、自由も、
ぜんぶ丸ごと引き連れて。

今日もまた、目覚めの旅が始まる。
誰のものでもない、自分だけの朝へ。

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