「言えない気持ちは、ブログに置いてきた」ーゲイの僕が書き始めた理由

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ゲイであることを、特に隠してるつもりはないけど、
家の中でもなんとなく“言わないようにしてる”自分がいる。
別に誰かに否定されたわけじゃないのに、
いつの間にか「本当の気持ちはしまっておく」っていうクセが染みついてた。

例えば、好きな人ができても、
家族とそんな話をすることはない。
寂しいと感じたとしても、表に出す場所もなくて、
気づけば感情をしまい込むのが“日常”になってた。

そんな日々の中で、ふとブログを書いてみた。
誰かに見せるわけでもなく、ただ思ったことを打ち込んでいっただけ。
それだけなのに、不思議と気持ちが少し軽くなった。

書いてるうちに気づいたのは、
「自分が自分に向き合う時間って、こんなにも大事だったんだな」ってこと。
誰かに“見せるため”じゃなく、“ちゃんと自分と話すため”に書くっていう時間。

SNSみたいに評価されたり、誰かの反応を気にする必要もない。
自分の気持ちを、ただそのまま文字にしていく。
それだけで、なんだか心の奥に溜まってたモヤモヤが、
少しずつ外に出ていく感じがした。

もし今、誰にも言えない気持ちを抱えてたり、
モヤモヤすることがあっても、
無理に誰かに相談しなくてもいいと思う。

ノートに書くのでも、スマホのメモでも、ブログでもいい。
自分の気持ちを“出してみる”っていう行動が、
心を少し楽にしてくれることもある。

ゲイであることに限らず、
誰かに見せることが前提じゃない“自分だけの場所”って、
きっと必要なんだと思う。

僕にとってそれが「ブログ」だっただけ。
このブログは
“誰かの目に触れてほしい”という気持ちも込めて書いています。
自分の言葉が、いつかどこかで同じように悩んでいる誰かの心に届いたら嬉しい。
そんな願いも、素直にここに込めています。

最後に

誰かのためじゃなく、自分のために書くブログ。
でも、その「自分のため」の言葉が、誰かの「救い」になることもある。
もしあなたも今、何か言えない気持ちを抱えていたら、
一度そっと、書き出してみてほしい。
言葉は、心を整える魔法になるかもしれないから。

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